DTPお役立ち情報

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「ワードをInDesignに取り込む料理法」Ⅰ-1.ワードのルビは使えるか? 01:36 yamachan
 まずワードで、ルビ付きの文章を作ってみます。
 グループルビの例として、「流石」と入力し、この2文字を選択。「書式」→「拡張書式」→「ルビ」と進み、「対象文字列」に「流石」、「ルビ」に「さすが」と入れ、「文字列全体」を選択します。
 モノルビの例として、「調子」と入力し、この2文字を選択。「書式」→「拡張書式」→「ルビ」と進み、「対象文字列」に「調子」、「ルビ」に「ちょう□し」と入れ、「文字単位」を選択します。(□は空白のスペースと思ってください)
 このワードファイルを「test-01.doc」などと名前を付けて保存。

 次にInDesignで新規のドキュメントを開きます。「ファイル」→「配置」で上記のワードファイル(test-01.doc)を選択し配置します。そのとき、「読み込みオプションを表示」にチェックを入れます。「ワード読み込みオプション」で、「テキストと表のスタイルおよびフォーマットを保持」のラジオボタンにチェックを入れます(ワードのルビや傍線を読み込むため)。

 これで、ルビ付きの文章がInDesign上に完成……するはずなのに、なにか変です。
 「調子」のルビはOKですが、「流石」のルビ「さすが」の3文字が「流」の文字だけに振られています。
 そう、なぜか、すべてがモノルビになってしまい、グループルビは駄目です。
 ワードのルビのメカニズムとInDesignのルビのメカニズムが違うように思われます。

 これを誤魔化すためには、InDesignの段落スタイルで、「本文」段落スタイルと別に「本文-グループルビ」などという名前の段落スタイルを作りその詳細メニューでルビを「グループルビ」にしておき、対象の段落にこの段落スタイルを適用すると、一応問題がなくなったように見えます。
 モノルビを指定したところも、「調」にグループルビとして「ちょう」が、「子」にグループルビとして「し」が振られて、一見問題がないように見えます。(本当は問題あり、ですが)

 このように、「ワードのルビは使えるのか?」といえば、不完全で、問題あり。ということになります。
 僕はなるべく使わないようにしています。

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